ええっと。このブログはH株投資を日本在住のちびっこ及びその賛同者が手持ち資金をそれなりに出資し、話題のH株への洞察を深めつつ、億万長者への道を探る、のが当初の目標であった、やに思います。その当初の目標に合致するかと思われる情報が春節前の香港でもちらほら。一部を転載いたします・・・・。我らの成功の一助にと。(笑)
香港に上場する中国株(H株)への日本からの投資が活気を帯びる中、中国最大の石炭生産会社、神華集団など2005年上半期の複数の大型上場計画が、13日までに出そろった。神華が上海A株(中国国内取引銘柄)とH株同時上場を目指すほか、中国の発電設備最大手で重電大手の上海電気も3月中の上場計画を発表。インフラ系を筆頭にワイン製造大手や台湾系プリント基板大手、香港の経済紙・香港経済日報など上場企業の業種も広がりを見せ始めた。 神華は3月の香港上場を計画。A株H株新規発行による合計調達規模は420億HKドルを予定しているとされ、実現すれば香港取引所(HKEX)上場企業中、新規上場としては過去最大となる。また中国企業の上場としても、過去最高額の調達。調達資金は、需給がひっ迫する石炭、液化石炭の生産設備のほか、積み出し港や発電所などと炭田を結ぶ鉄道、航空インフラの一体開発を進めるなど石炭流通の合理化と近代化を進める資金に充当すると見られている。また07年には現在、神華が中国で初めて取り組みを始めた石炭直接液化工場が稼働を始める予定で昨年9月から着工に入っている。上場後はこうしたハイテク石炭分野の研究開発も強化する方針だ。
発電設備最大手の上海電気も3月中の香港上場を目指す。同社は昨年6月にHKEXと協議を開始。同12月までに新規株式公開(IPO)の見通しが立ったという。調達規模は40億元(人民元、以下同)で、30億株を発行。うち3億株を香港でのIPOに回す。調達資金は、主に事業資金と生産設備の近代化に充当する方針だ。
同社は発電関連のほか大型機械も製造する重電大手。系列には各種製造業や小売り子会社もあり、総資産は700億元に上っている。上場子会社の株主配当事業には主に発電関連部門が注入される予定。上海電気の05年の売り上げ目標は450億元。10年までに売り上げ1,000億元突破を目指しているという。
中国企業の上場計画では、天津発展系列で中国国内ワイン製造大手の王朝酒業(ダイナスティ)も今月26日にメーンボード上場を行う。同17日にIPOの募集を始め、1億米ドルを調達する考えだ。調達資金は、主力のワイン製造の設備拡大と、中国国内や欧州向け製品の販路拡張に充てる。
また台湾系のプリント基板(PCB)大手の三希科技も広東省内の5工場などを香港に上場させる。18日からIPOの募集を始め、2億6,000万HKドルを調達する予定だ。調達資金は本土内での設備投資に充てる方針。同社のプリント基板生産能力は、月産220万平方フィート。今後2年以内に2億3,000万HKドルを設備投資に回す方針という。
このほか香港企業では、経済紙・香港経済日報が今年下半期に上場する計画を発表した。調達規模などは明らかにしていないが、資金を調達し高速輪転機の導入と設備の更新に充てるという。同紙は1988年に創刊。香港主要紙の中では、東方日報(オリエンタル・デーリー)、蘋果日報(アップル・デーリー)の2大一般紙に次ぐ規模で、大衆紙の太陽報、明報、星島日報と並ぶ大手紙。香港紙の中では信報とともに、経済専門の編集方針で知られている。
H株の新規上場を軸とした香港市場の活況に、昨年は日本から香港市場への株式投資が急増。財務省が13日に発表した04年1~11月の対外株式投資まとめによると、同期の香港株式市場への投資資金純流出(ネット)は03年通年比13.8倍の3,421億円と大幅に増やしている。11月単月は04年に入って初めてネットがマイナスだったが、香港市場での売買合計は下半期に入って最高の1,059億円に上っており、通年で日本から香港への株式投資総額が過去最高を更新するのは確実な情勢だ。
投資熱の中心となっているのはIPOラッシュのH株。大和総研(香港)が年初に発表したリポートでは、H株指数は現在の水準から5,400ポイントも見通す、としておりH株相場は当面、現在の基調が継続しそうな見通し。大型上場が続けば、日本国内のH株ブームも持続していきそうだ。
<メモ>
神華集団
中国5大石炭会社の一つで生産量は最大。03年に初めて年産1億トンを突破した。世界8大炭田の一つ、神府・東勝炭田を保有。同炭田は埋蔵量2,236億トンと推定されている。03年の売上高は344億元。